知る
2020.07.20

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.298 「お米と害虫」

お米は植物であり、生鮮食品でもあります。そのためいつでも虫との戦いです。

ところが稲の栽培から食卓にごはんが上る過程の「ある段階」においては、あまり虫の事は気にしなくても良い場面があります。
その「ある段階」とはどの場面でしょうか?最も当てはまるものを次のア〜エから選び、記号で答えてください。

ア.田植えしたあと
イ.出穂後
ウ.籾保管
エ.白米の米びつ保管

 

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.298解答】

正解はウの「籾保管」でした。

籾は籾殻にくるまれているため、虫が発生しにくい状況にあります。籾殻の主成分はケイ酸(ガラス)のため虫が入りにくい構造になっているのです。
アの「田植えしたあと」は、イネミズゾウムシによる被害が考えられます。イの「出穂後」ではまだ籾が柔らかい時にカメムシの被害に遭います。エの「白米の米びつ保管」では、最近では温度管理ができる米びつもありますが、普通の米びつではコクゾウムシなどの虫が発生することがあります。

 

出題者:小池精米店・三代目、お米マイスター五ツ星の小池理雄

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