おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.11
今回は「品種編」です。
新米がゾクゾクと出回ってきています!
このように新米が8月頃から出回っていますが、同じ地域でも8月に収穫するお米、
9月に収穫するお米、10月に収穫するお米…とわざと実りの時期をずらせるように
様々な品種を栽培しているところもあります。
その目的の一つとして、「作業の平準化」が挙げられます。
同一品種を同じ地域にたくさん栽培すると、収穫時期の一定の時期だけに、
お米の集荷や検査等の作業が集中してしまい、かえって作業の効率が悪くなるのです。
さてここで問題です。
このようにやや早めの時期、8月~9月上旬頃に出荷されるお米を一般的に
「早生(わせ)品種」と呼んでいます。
その早生品種に当てはまらないものを次のア~エから選びお答えください。
ア.新潟県のこしいぶき
イ.千葉県のふさおとめ
ウ.茨城県の一番星
エ.宮城県のひとめぼれ
【お米を知ろう!Vol.11解答】
正解はエでした!
エ以外のいずれの品種も、同じ地域で栽培されるメインの品種(偶然にもコシヒカリですが)
よりは早めに収穫できるようにされています。
なお、東北地方のお米は10月頃から出始めますが、それでも例えば福島県の五百川という品種
は8月中には刈取りが始まる早生品種です。