知る
2014.08.31

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.12

お米を知ろう12

今回は「数値編」です。

皆さんがいつでも目にすることが出来る「お米」。

それでも戦中、戦後はなかなかお腹いっぱいにお米を食べることは出来ませんでした。

日本人がお米をたくさん食べられるようになったのは、1960年代になってからです。

1年間の一人あたりのお米の消費量は1962年にはピークを迎えます。

なんと、その当時は一人あたりの消費量は約120㎏です。

一人当たり1ヵ月で10㎏のお米を食べていたんですね。

それ以降、1年間の一人あたりのお米の消費量は一貫して下がり続けています。

そして最新(平成25年)の統計によると、約○○kgまでに下がっているのです。

さてここで問題です。

上記の○○に当てはまる数字に最も近いものを次のア~エから選び、記号で答えて下さい。

ア.100

イ.80

ウ.60

エ.40

 

【お米を知ろう!Vol.12解答】

正解はウでした!

何とピーク時の約半分です。最新の統計資料である平成25年度の概算では56.9㎏まで下がっています(「食糧需給表」より)。

生産技術が上がってお米の生産量が増えても、このように消費量が減ってきているため、以前は減反などといった米価維持のための政策がとられていました。

日本人はその失った半分を別の食糧で補っているということですね。

日本人の食生活が多様化してきている、ということがこの数字からも見てとれます。

 

出題者:小池精米店・三代目、お米マイスター五ツ星の小池理雄

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