夏のおにぎりって大丈夫? 傷みにくい具材や気をつけたいことをチェック
出かける機会も多い夏休み。
気軽に食べられるおにぎりを持ち歩きたいという人もいるかもしれません。
ですが、気をつけたいのが傷みですね。せっかく作ったおにぎりが傷んで食べられないと残念だし、それ以上に傷んだおにぎりを食べてしまうと大変です。そこで、傷みにくい具材や、気をつけたいポイントを紹介します。
抗菌・殺菌作用のある具材を選ぶ
安心しておにぎりを食べられるように、抗菌作用のある具材を選ぶのがオススメです。
「梅干し」、「塩鮭」、「塩こんぶ」といった具材がいいでしょう。ちなみに梅干しが全国に広まったきっかけはおにぎりだったという説があるんですよ。おにぎり協会でも紹介していますが、保存ができる上に、殺菌効果のある梅干しとおにぎりを、鎌倉時代に起きた承久の乱で幕府が自分たちの兵士に配ったことがきっかけだと言われています(参考:「梅干しが全国に広まったきっかけはおにぎりだった!?」)。反対に、傷みやすいマヨネーズなどは避けましょう。
海苔は菌が繁殖する可能性も
「おにぎりには海苔を巻きたい!」、「海苔がしっとりしているおにぎりが大好き!」という人も多いでしょう。ですが、夏の時期は少し注意が必要です。
あたたかいおにぎりに海苔を巻くと菌が発生しやすくなるので、海苔を使いたい人はおにぎりとは別で持参し、食べる際に巻くのがオススメです。同じ理由でおにぎりは冷えてからお弁当箱のフタをしたり、ラップで包むのがいいでしょう。
持ち歩く際は温度に注意
最近では猛暑日も多く、暑い毎日が続いています。そんな時に気をつけたいのはやはり温度。保冷バッグの中に保冷剤や凍らせたペットボトルをおにぎりと一緒にいれ、温度を保つようにしましょう。また暑い室内や車の中で保存するのも避け、できるだけ早く食べるのもポイントです。
楽しい時間が過ごせるように、おにぎりを作って持ち歩く時は具材や持ち歩き方法に気をつけてくださいね。