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2023.12.10

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.466「ジャポニカ米」

今回は「ジャポニカ米」についての問題です。お米は色々な切り口で分類されます。大きな括りでは「ジャポニカ米」「インディカ米」「ジャバニカ米」に分かれます。ご存知の通り日本のお米は「ジャポニカ米」に属しています。さらに「うるち米」と「もち米」に分類され、皆さんがよくご存じの「コシヒカリ」「ササニシキ」「つや姫」「ゆめぴりか」といった品種は「うるち米」になります。

 

 

さてそういった括りのもっとも大きな「ジャポニカ米」についての問題です。「ジャポニカ米」について正しく述べているものを次のア~エから選び、記号で答えて下さい。

ア.「ジャポニカ米」は日本だけで見られる品種である。

イ.「ジャポニカ米」は世界的に見てもメジャーな種類である。

ウ.「ジャポニカ米」は「短粒種」とも言われる。

エ.日本では「ジャポニカ米」以外は栽培されていない。

 

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.466解答】

正解はウの「『ジャポニカ米』は『短粒種』とも言われる。」でした。対して「インディカ米」は「長粒種」に当てはまります。

ア…中国や韓国など東アジアでも栽培されています。アメリカでも栽培されいますが、「中粒種」と言われる品種もあります。

イ…「ジャポニカ米」は世界的に見てどちらかというとマイナーな部類に入ります。全体的に見て2割くらいになります。ほとんどが長粒種の「インディカ米」になります。

エ…日本でも「インディカ米」やイタリア米の「カルナローリ」を栽培している生産者がいます。

日本のお米は世界的に見てもマイナーな部類ですが、それでも品種による味の違いを意識する文化が海外の人から見ると非常に珍しく、最近ではその繊細さが評価されつつあります。

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