
「おむすびの日」制定のきっかけとなった阪神・淡路大震災から30年
1月17日は「おむすびの日」です。
「おむすびの日」は1995年、1月17日の早朝に発生した阪神・淡路大震災をきっかけに制定。寒く厳しい時期に避難生活を強いられた人々を支えるため、多くのボランティアの人々が被災地で活動を行ない、その際に炊き出しとして振る舞われたおむすびは、同時にどこでも手軽に食べることができる携帯性の高さが評価されました。
2011年には東日本大震災が、2024年1月には能登半島地震が発生し、今なお大変な生活を送っている人も大勢います。自然災害の多い日本では、「防災」や「復興」が重要なテーマと言えるでしょう。
おにぎり協会代表の中村祐介も、東日本大震災後の日本に暮らす人々の声から私たちが目指す未来の姿を描き出し、世界に発信していくプロジェクト「JAPAN VOICES」のメンバーとして2012年6月に開催された地球サミット(リオ+20)に参加。現地の人々と交流する中で、防災の大切さや復興について日本が発信することの重要性を知ることができました。2025年2月7日に開催する「おにぎりサミット®」でもおにぎりを通して、食事への感謝と、人と人のつながりについて考えていきたいと思います。
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