知る
2014.11.10

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.21

お米クイズ21

 

さて今回のクイズは「品種編」です。

コシヒカリやササニシキ…昔ながらのお米の名前は、皆さんすぐに思い浮かべることが出来ると思います。

そしてその次の世代にくる、ひとめぼれ・あきたこまち・はえぬき・ヒノヒカリ…

このあたりもよく見かけることと思います。

そして最近ではつや姫、ゆめぴりか、森のくまさん、さがびより…こういった品種が出てきています。

これら新品種の特徴としては味の面では「ねばり」「柔らかさ」「甘味」が特に重視されます。

 

いずれもコシヒカリを追いつけ、追い越せということで改良されましたが、いっぽうで栽培面では

「○○」なことがメインになってきています。

さてここで問題です。

 

「○○」にあてはまる言葉を次のア~エから選び、記号で答えてください。

 

ア.生育期間が短い

イ.稲の背丈が高い

ウ.通常の5倍程度の収量をあげる

エ.暑さに強い

 

 

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.21解答】

 

正解はエの「暑さに強い」ことでした。

最近の異常気象の影響で、どの地域でも夏の田んぼの管理の重要性が叫ばれています。

あまりに夏が暑いと米粒が乳白色になったり割れやすくなったりします。

数年前の酷暑では埼玉県の「彩のかがやき」という品種が、収穫されたお米の

ほとんどの品質に問題があった…ということがありました。

問題文にも出てきた「つや姫」や「さがびより」は暑さに強く、かつ味も美味しいという

両面を兼ね備えています。

このように、味の面と栽培面で、バランスをとりながら品種改良は行われているのです。

 

出題者:小池精米店・三代目、お米マイスター五ツ星の小池理雄

この記事を気に入ったらシェアしよう!