おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.22
さて、今回は「米粒編」です。
お米は…改めて言うまでもなく「種」です。
皆さんは稲の「種」を「ごはん」として毎日食べているんですね。
稲がたくさんの「種」を実らせれば実らせるほど、「豊作」になるわけです。
さて、ここで問題です!
「お米一粒」…と言うよりも「籾一粒」ですが、これが「発芽」し、芽が茎となり、葉っぱが出てきてそして「穂」が出てきます。この「穂」には「籾」がたくさんついています。
そして「穂」は一箇所だけではなく数箇所から出てくるのです。
このように「籾一粒」からたくさんの「穂」、すなわち「籾」が出てきます。
一般的に出回っているお米について、「籾一粒」が収穫時にはどれだけの数の「籾」となっているでしょうか?
最も近い数字を次のア~エから選び、答えて下さい。
ア.籾一粒から、100粒くらい。
イ.籾一粒から、500粒くらい。
ウ.籾一粒から、1000粒くらい。
エ.籾一粒から、1500粒くらい。
おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.22解答】
正解は…イの「籾一粒から500粒くらい」が正解です。
これを見るとお米はものすごく効率のよい作物という事がわかります。
なお「発芽」についてですが、最近ではわざと発芽させた「発芽玄米」というものが販売されています。
発芽玄米には「ギャバ」が多く含まれます。この「ギャバ」は血圧の上昇を抑えたり気持ちを落ち着かせたりする働きがあることが知られています。
ところがお米屋さんが産地から入荷する玄米が、もし発芽していたらそれは「被害粒」と言います。
発芽していた玄米を精米すると、米質がもろくなっているため砕けてしまうんですね。