おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.77 「お米に関わる言葉の由来」
今週のお米クイズは、お米にかかわる「言葉」の意味についての出題です。
今さらながらですが…お米は太古の昔に日本に伝来して以来、私たち日本人の命を支えてきた、大事な食糧です。そしてその歴史の長さに比例して、お米は私たちの生活と深く、広く関わってきており、色々な言葉を生み出してきました。さて、お米に関する言葉について正しく解説したものを、次のア~エから選び、記号で答えて下さい。
ア.「おむすび」と「おにぎり」はその形の違いに由来しており、三角形を「おにぎり」、それ以外の形を「おむすび」と厳密に分かれている。
イ.白米のことを「銀シャリ」ということがあるが、これは雪を踏みしめる音に由来している。
ウ.「干し飯(ほしいい)」とは昔の保存食、携帯食のことであり、生米(きまい)を天日干ししてつくっている。
エ.かつてお米のことを「はちぼく」とも呼んだが、これは「米」の漢字に由来している。
おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.77 解答】
正解はエの「かつてお米のことを「はちぼく」とも呼んだが、これは「米」の漢字に由来している。」でした。
「米」の漢字を分解すると「八」と「木」になります。ここからお米のことを「はちぼく」とも呼びます。アの「おむすび」と「おにぎり」の違いについては諸説あり、どれが正解というわけではないようです。イの「銀シャリ」はお釈迦さまの遺骨が入っているとされている「仏舎利」(ぶっしゃり)に白米が似ていることから由来しています。
ウの「干し飯(ほしいい)」とは炊いた飯を水で軽くさらし天日で乾燥させた食品です。昔から保存食として利用されていました。