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2018.01.28

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.178 「炊飯器」

さて今週のクイズは「炊飯器」についてです。

ご家庭で土鍋やホーロー鍋を使ったり、ガス釜を使ったりする場合は、火力が強いためお米がふっくらと仕上がり、甘みの深度もレベルが違います。ところが手間の面や設備の面でそういった炊飯器具ではなく電気炊飯器を活用する場合があります。電気炊飯器はどうしても火力の面で上記のような器具に劣る場合がありますが、それをカバーするために様々な機能を付随させ、日々進化しております。

さて問題です。現在、世間で販売されている家庭用の電気炊飯器で見られる機能やスペックに当てはまらないものを次のア~エから選び、記号で答えて下さい。

ア.米粒に早く水を浸透させるために釜の中を真空に近い状態にする。

イ.水温を100度以上の高温まで上げるために圧力をかけている。

ウ.内釜が鉄やステンレスではなく炭で出来ているものもある。

エ.炊きあがったあと、自動的にほぐしてくれる。

 

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.178  解答】

正解はエの「炊きあがったあと、自動的にほぐしてくれる。」です。

電気炊飯器の機能は様々で、各メーカーがしのぎを削って技術を開発しています。

上記に掲げた機能以外にも、例えば水蒸気が出てこないもの、内釜に南部鉄器を使っているもの、品種によって炊きわけを行うものなど、様々です。

また電機メーカー以外の会社も電気炊飯器を開発して市場に投入しており、電気炊飯器以外でもホーロー鍋や鉄器でも炊飯を意識した商品が出てきています。

最近お米の世界では多くの品種が開発されて、まさにお米戦国時代と言われていますが、このように炊飯器の世界でも戦国時代の様相を呈しているのです。

 

出題者:小池精米店・三代目、お米マイスター五ツ星の小池理雄

>おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.177「稲こうじ」

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