おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.246 「備蓄米」
皆さん「備蓄米」という言葉をご存知ですか?文字通りいざという時のために蓄えておくお米のことで、政府が毎年、産地から買い入れて保管しています。現在、約100万トンの備蓄があり、10年に一度の不作でも国民が困らないようにしているのです。
さて、この備蓄米について正しく述べているものを次のア~エから選び、記号で答えて下さい。
ア.保管は各農家に任せている。
イ.100万トンとは日本人の年間需要量とほぼ同じである。
ウ.保管に回すお米の品種はコシヒカリと指定されている。
エ.備蓄米の保管期限は5年間である。
おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.246 解答】
正解は「備蓄米の保管期限は5年間である。」です。
備蓄米は毎年20トン前後を買い入れて、5年を経過したお米は飼料用等の用途で放出されます。主食用に出されることは滅多にありません。
ア…備蓄米用の倉庫が東京の深川にあります。
イ…年間の総需要量は約800万トンです。つまり全くお米が穫れないまでの大凶作までを想定しているわけではありません。
ウ…指定はありますが、コシヒカリとは限りません。