【What’s FooDays?】わかめの日
本日5月5日といえば「こどもの日」として有名ですが、「わかめの日」でもあるんです!
わかめは、こどもの成長や発育に欠かせないミネラルやカルシウムなどの成分を多く含み、韓国では出産祝いにわかめを贈る習慣があるほど、こどもと深い関係にあります。そのほかにも、新わかめの収穫時期でもあり、たくさんのわかめを食べてもらおう、ということから1983年に「日本わかめ協会」によって制定されました。
わかめといえば、おにぎりやお味噌汁、サラダといった日本食のは欠かせない食材ですが、実は、本来の色は緑色ではなく、濃い茶色ということをご存知でしたか?
海に漂っているわかめには、緑色のクロロフィルムaと赤色のフコキサンチンという2種類の色素が混ざっているので濃い茶色をしています。しかし、赤色のフコキサンチンは熱に弱く、茹でると色素が崩れてしまうという特性があります。それにより、緑色のクロロフィルムaだけが、わかめに残るので緑色になるんです。私たちが普段スーパーなどで見る「生わかめ」も緑色だから、一度茹でられていたんですね……。
そんなわかめは、ごはんの素になることも多く、おにぎりとしてもよく使われますよね! 宮崎県では、わかめごはんの素使った面白いおにぎりレシピがあるので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね!