知る
2020.05.06

日本が世界に誇る食文化! グローバルに広がる「和食」

時に繊細な技術で日本の四季を映し出す、時に口内調味で奥深い味わいを楽しむ。そう、今回のテーマは、日本が世界に誇る食文化「和食」です。

一汁三菜を主とした健康的な食生活、お正月や節分といった行事と密接にかかわっていることなどが評価され、2015年12月、「ユネスコ無形文化遺産」に「和食;日本人の伝統的な食文化」として認定されて以降、より注目されるようになった和食。

欧州諸国で見られるコース料理とは異なり、一つの盆に「ごはん」「汁物」「主菜」「副菜」(場合によっては「漬物」)を並べ、ゆっくりと少しづつつまみながらよく噛んで食べ終える食事作法は、世界的に見ても珍しいのではないでしょうか。

和食には上記のような別々の皿に乗った料理を少しずつつまむ形式以外にも、牛丼や海鮮丼とった具材と白飯が一つの器に盛り付けられた形式、すき焼きや寄せ鍋のように大きな器から多人数で取り分ける形式など、その種類はさまざま。普段当たり前のように食べていますが、こうして改めて考えると和食って本当に多彩ですよね!

もちろん、われらが「おにぎり」も立派な和食。栄養バランスもばっちりで腹持ちも良い、ワンハンドで食べられることも大きな特徴ですね!

昨今、こうした和食の素晴らしさがグローバルに広がり、ひそかに和食ブームが起きていることも日本人としては嬉しい限りです。「UMAMI」というキーワードが世界共通の言葉として定着してきていることもその潮流を物語っているのかも……?

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