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2020.10.04

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!】Vol.308 「秋田県の新品種」

秋田県では現在、令和4年の秋デビュー予定の新品種の名前を投票により決めているところです。最終候補に挙がったのは6つです。そのうち「サキホコレ」という名前が候補に挙がっていますが、このネーミングには今までの品種名と比較すると「かなり変わった特徴」があります。その「かなり変わった特徴」に当てはまるものを次のア~エから選び記号で答えて下さい。

 

ア.すべてカタカナ表記である。
イ.秋田県のお米なのに「あき」「秋」の字が使われていない。
ウ.名詞ではなく動詞になっている。
エ.開発者の名前が入っていない。

 

おにぎり協会クイズ【お米を知ろう!Vol.308解答】

正解はウの「名詞ではなく動詞になっている。」でした。
通常、お米の品種名には名詞が多いなかで、このような動詞のネーミングは極めて珍しいパターンです。
秋田県は11月中旬に新品種のネーミングの発表をします。候補は「秋うらら」「あきてらす」「秋の八二一」「稲王」「べっぴん小雪」、そして問題の「サキホコレ」です。
イのようなパターンは「秋のきらめき」という品種がありますが、秋田県発祥のすべての品種名がそのようになっているわけではありません。
なお「秋の八二一」の数字は、研究段階の名前「秋系821」からとったものです。昔はこのパターンは散見されましたが(例:農林一号)、最近ではあまり見かけません。

 

出題者:小池精米店・三代目、お米マイスター五ツ星の小池理雄

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