知る
2020.04.27

料理に欠かせない「塩」の種類とは?

料理の基本的な調味料として使われている「塩」。和食の味付けの基本は「さしすせそ(砂糖・塩・酢・醤油・味噌)」といわれるほど、塩は料理には欠かせない調味料ですよね。おにぎりの基本である「塩むすび」も、お米と塩を使ったシンプルな料理なので、塩がおにぎりの味を左右するといってもいいのではないでしょうか? そんな何気なく使っている塩ですが、実は原材料で見ると大きく3つ分けることできるのです。今回は、塩の原材料についてご紹介します。

■海水塩
その名の通り海水から作られる塩のことで、日本で作られる塩のほとんどが海水塩です。海水や製法によって味は変わりますが、まろやかで、ほとんどの料理と相性がいい塩といえるでしょう。また、自然、天然塩の製法で作られるものはミネラルが豊富に含まれているのも特徴の一つです。ちなみに塩むすびも海水塩で作られることが多いですね。

■岩塩
岩塩とは、もともと海だった土地にある、海水の塩分が結晶化したものです。塩の中で最も生産量が多く、有名なものだとアンデス産の「ローズソルト」やヒマラヤ山脈から取れる「ルビーソルト」がありますよね。岩塩に含まれる成分は取れる場所によって違うので、色だけではなく、味わいもさまざです。海水塩に比べるとミネラルが少なく、塩分濃度が高いので、肉料理などに使われることが多いようです。料理以外でも、バスソルトやアクセサリーとしても使われることがあるそうですよ!

■湖塩
グレートソルト湖をはじめ、ウユニ塩湖や死海などの塩湖で取れる塩のことです。塩湖の水分が蒸発し、塩分が結晶化した湖塩は、ミネラルが豊富でに含まれていて、塩分濃度も高いのが特徴です。しかし、生産量も少なく貴重な塩なので、海水塩や岩塩に比べると値段が高い傾向にあります。

このように、種類によってそれぞれ特徴があるので、興味のある方は料理によって使い分けてみてはいかがでしょうか?

↓塩むすびの美味しい握り方が知りたい方はこちらもどうぞ

【What’s FooDays?】4月6日は「塩むすびの日」

この記事を気に入ったらシェアしよう!